調達

ハンターの商品は現在、中国、ドイツ、インドネシア、ポルトガル、トルコ、イギリスに拠点を置くサプライヤーの工場で生産されています。 これらのサプライヤーはハンターのビジネスにおいて重要な役割を担っており、パートナーの選定には慎重を期しています。


ハンターは、どこに拠点を置くサプライヤーに対しても、安全な労働環境を提供し、人権、労働慣行、環境といった分野において高い水準を満たすことを要求しています。 倫理的な取引に対するハンターのコミットメントは、品質や信頼性などの規準や調達プロセスに完全に組み込まれています。 ハンターは、働き方についてオープンに開示し、私たちと話し合うことに前向きなサプライヤーを探しています。


私たちはサプライヤーにハンターの基準を伝え、改善が必要な場合は必要な変更を行えるよう協力します。 連携する中で、工場従業員の利益となるような意義深い持続的変更を生み出すことを目指しています。

倫理的な取引

ハンターの行動規範は、安全かつ公正な労働環境を確保するためにサプライヤーに期待される行動指針を規定するものです。 これは国際労働機関条約などの国際基準に基づいたものです。 弊社の行動規範は、調達時に使用される次の6か国語で準備しています (英語中国語ドイツ語インドネシア語ポルトガル語トルコ語)。 基本方針には以下のものが含まれます:


  • 生活賃金が支払われている
  • 労働時間が過剰でない
  • 労働環境が安全で衛生的である
  • 児童労働を用いていない
  • 雇用が自由に選択されている
  • 差別が行われていない
  • 過酷または非人道的な待遇が行われていない
  • 結社の自由および団体交渉権が尊重されている
  • 正規雇用の機会が与えられている


すべての新しいサプライヤーは、提携前にハンターの行動規範に示された基本水準を満たしていなければなりません。 ハンターは倫理的な取引要件を話し合うために新規見込みサプライヤーに会い、 独立系第三者機関に監査を委託し、ハンターの行動規範への準拠を確認してもらいます。 これらの確認が完了し、 完全な透明性が証明され、サプライヤーが倫理的な取引に誠実に取り組むことを証明して初めて、 ハンターは取引関係を締結します。


また、ハンターは主要な二次サプライヤーを訪問して監査を実施します。 これらのサプライヤーは、天然ゴム、金属ボタン、 レザーの裏地や糸などの部品や素材を工場に供給しています。


ハンターはフェア・ファクトリー・クリアリングハウス(FFC)のメンバーです。 FFCはサプライチェーンにおける慣行を改善するために様々なブランドが協力できるようにする取り組みです。 ハンターは同じ工場と取引している他のメンバー企業と協力し、 視察報告や監査結果を共有しています。 このように協力し合うことで、 ハンターは同じ工場で複数の監査を行うことを避けてサプライヤーの負荷を軽減しつつ、 労働環境の改善をサポートすることができるのです。


継続的な改善の実施

ハンターは定期的に工場と協力し、工場が労働環境と倫理的スタンダードを発展・改善できるように支援しています。 監査プロセスで問題を発見した場合は、問題を改善するために工場へのサポートを行います。


ハンターのチームは、特定の問題に関するサプライヤーの疑問に答え、 サプライヤーが改善に向けて活用できる良好な実践事例や情報を提供します。 ハンターは、個々のサプライヤーに応じて現地の専門家による トレーニングセッションやワークショップを企画し、ハンターと取引のある工場をサプライヤー会議で一同に集め、 それぞれの工場の経験を共有する機会を提供しています。 その後も サプライヤー工場と継続的にコンタクトを取り、定期的に進捗状況の報告を受けます。 また、該当工場への定期的な視察とフォローアップの監査を通して進捗状況の点検を行います。


監査結果はハンター商品開発チームや調達チームと共有され、 各チームが連携先の工場の進捗状況と未解決問題に関して定期的に新しい情報を得られるようにしています。 チームメンバーはサプライヤーの改善を後押しし、 工場視察時に自らモニターすることで、 倫理的取引プログラムをサポートします。 ハンターの全チームが倫理的取引水準を確実に認識し、関与することで、 ハンターはさらに良い成果を達成し、 サプライチェーンの従業員を尊重することの重要性をサプライヤーに示すことができます。

ケーススタディ


工場作業員の健康保護のための支援

工場作業員の健康保護のための支援

マスク、手袋、防護服などの個人用防護具(PPE)は、工場作業員の健康を保護する上で重要な役割を担っています。 重要性の高さにもかかわらず、作業員は必ずしも正しい使い方を理解しておらず、使用方法の誤りが引き起こすリスクを認識していない場合があります。 これは製造業界全体における課題であり、工場監査で指摘されることの多い問題の1つでもあります。


ハンターはこの問題に対処するために、中国のゴム靴サプライヤーの全作業員に正しいPPEの使用方法を徹底するプロジェクトを立ち上げました。 このプロジェクトは、2つの工場に勤務する全作業員1200人以上を対象にした基本トレーニングセッションからスタートしました。 工場主、ハンターの企業責任マネージャーと、中国人の工場健康安全専門家が作業員に、PPE使用に関する工場の方針、PPEを使用しなかった場合の健康リスク、PPEの正しい使い方に関する説明を行いました。 工場における様々な作業内容に適した様々な保護マスクの種類を確認し、それぞれのマスクが多種多様なリスクからどのように保護するかという情報を提供しました。


次のステップは、工場の各部門で使用されるPPEの在庫量を徹底的に確認することでした。 この作業では、工場の各部門に何人の作業員がいるか、どのようなリスクに晒されているか、どれくらいの頻度で医師に健康状態のチェックを受けているか、PPEに関してどのようなトレーニングを受けているか、などを確認しました。 また、空気品質確認検査の結果の確認も行いました。 労働健康安全専門家がサポートする中、在庫量一覧と検査の結果を使用して、工場の各部門に適したPPEの選択を支援しました。


工場作業員が日常的に適切なPPEを使っているかを確認する上で、重要な役割を担っているのが工場主任です。 そこでハンターは、マネージャーや特定の従業員向けに「トレーナー研修」セッションを企画しました。 このセッションでは、工場で使用される機器とその仕組みを中心に工場固有のリスクを確認しました。 機器の正しい保管方法や交換のタイミングなど、見落としがちな情報も併せて確認しました。


また、PPEの重要性を軽視しがちな工場作業員にこうした情報を効果的に伝える方法を、作業員やマネージャーたちに指導しました。 パブリックスピーチやプレゼンテーションの方法、視覚資料の活用方法、作業員からの質問への対処方法などのスキルも学びました。 工場主任たちはその後、作業員向けに健康、安全、PPEをテーマにした小規模グループでのトレーニングセッションを行い、学んだスキルを実践で役立てました。 指導は、2工場ですべての従業員に行われました。


サプライチェーンにおけるコミュニティの支援

ハンターはサプライチェーンのコミュニティにとって利益となるようなプロジェクトを企画しています。


例えば、インドネシアでは長期サプライヤーと協力し、地元の小学校の環境改善に取り組みました。 政府への申請承認後、近代的な下水設備を備えた新しいトイレの建設、新しい校門の設置、壊れた机やいすの修理、新しい調度品の購入への資金提供を行いました。 また、ハンター社員が定期的に学校を訪問し、生徒に読み聞かせやアートの授業を行ったり、勉強のサポートをすることで学校への支援を続けています。


また中国では、主要なサプライヤー工場の1つで作業員が誰でも利用できる技能訓練クラスを提供しています。 クラスでは、職場での安全性から感情的幸福や精神的健康まで、日常のあらゆる側面に関連したテーマを取り上げ、ストレス管理、家での対立への対処法やコミュニケーションスキルなどを学びました。


サプライチェーンの透明性に関するカリフォルニア州法

ここをクリックして、ハンターのアメリカ州法657(サプライチェーンの透明性に関するカリフォルニア州法)への適合性声明をご確認ください。